通信制大学

入学する前に知りたい通信制大学のメリットとデメリット

こんにちは、森 かもめです。
今回は通信制大学のメリットとデメリットをお伝えします。
私は、2018年から3年間、通信制大学で学習し、卒業、学士取得を目指しています。
【自己紹介】2021年私(森 かもめ)のすべて

今回ぜひ、記事を読んでもらいたい方は以下の通りです。
・通信大学に入学をするか検討している方。
・通信大学へ入学決めたが、どのように授業を進めればいいか不安という方。

通信制大学へ通うことのメリット

一般的な大学と比べて学費が安い。

通信制大学のメリットは学費の安さです。一般的な4年制大学と比較しても、年間10倍近くの差が出るケースも多く、卒業までに価格学費も100万円を切る学校も多く存在します。経済的に余裕がない方にとっても、学ぶ機会を増える学校制度でしょう。

例として比較をしてみました。

私立大学では、
授業料 911,716円
入学費 248,813円
設備費 180,194円
合 計 1,340,723円
引用:文部科学省調査学生納付金等調査結果

通信制大学の場合、
入学金:20,000円
授業料:180,000円 (3年次以降80,000円)
学籍管理料:20,000円
1年合計:220,000円
4年間卒業までに、合計;620,000円
※5年次以降 学籍管理料のみの支払い

通信制大学では、スクーリング等を受けなければ取得できない単位があるので、その際は別途追加料金が発生します。

入学資格と揃っていれば誰でも入学できる。

大学といえば、大学入試試験をえて、合格ののち、大学へ入るというのが一般的ですが、通信大学には、ほとんど試験はありません。

私が入学した大学では、『①大学で勉強したいこと。』『②学部で勉強することで興味関心があることをニュースについて述べる。』の2つをオンラインで記入して提出しました。合否は概ね合格になるとなりますが、大学がその人が学びたいことと、大学のカリキュラムが合わないと判断されたら不合格となるそうです。例えば、東京通信大学 人間福祉学部で卒業後、看護師の資格を取得したいと回答した場合、その学部では、看護師になるための資格を取得できないので、不合格そうです。
明確に目的に沿った通信大学を選べば、概ね希望の大学へ入学することができます。

また、登校する必要がないということは、地方に住んでいたとしても大学の授業を受講することができます。私自身は、出張で長期間に家を空けることがあるので、この受講スタイルだからこそ、大学に入学することができたと感じています。

自分のペースで学習できる。

通信制大学では、授業の開講時刻は設定されていません。基本は、映像型授業や、テキスト授業となります。授業受講期間で、各々の履修状況でスケジュールを管理し、授業を受けることとなります。映像授業では、休憩時間や、移動時間等の隙間時間で受講することができます。

通信制大学へ通うことのデメリット

モチベーションの持続が難しい

通信制大学は基本的に一人で学習を進めることになるので、モチベーションを維持することがおもった以上に大変です。

最初は、専門性ある勉強をしてみたいとか、大学資格が欲しいとか色々な目的を持って、入学するかと思いますが、4年間もの間、目標を見失う人も少なくないと思います。
私自身、プログラミングを勉強してという理由で入学しましたが、仕事等で思うように授業を受けることができず、モチベーションが下がってしまうことがありました。

何のために通信制大学へ入学したのか、初心を思い出しながら授業を受けることが必要です。また、大学SNSやTwitter等で同じ大学の人を探して、情報共有したり、お互いの進捗ほ報告しながら、モチベーションを上げ、授業を受講することをおススメします。

SNS上で知りたい友人と、機会が合えば、一緒にオンラインゲームで交流を図ったり、オフ会に参加してみてもいいと思います。

講義に疑問がでてもすぐに質問ができない。

大学は専門性の高い授業なので、難しい内容のものが多いです。そんな時に教授に質問したいところですが、自分が授業を受けた日に大学に教授がいるとは限りません。
なので、基本的にメールとなるので解決まで、タイムラグが発生します。

また、地方では特に直接教授に会って質問できないので、電話やメールでは、わかないことを具体的に伝えいることが難しく、疑問が解決できないこともざらにあります。
疑問が解決できないと、モチベーションの低下にもつながり、学習継続が困難にもなりかねません。通信制大学へ入学を検討されている方は、学習フォロー体制についても確認されることをおススメします。

仕事と家庭との両立が難しい

大学は124単位の取得が必要です。それは通信制大学であっても変わりません。
4年間で卒業しようとすると、一日約2時間の学習時間が必要となります。社会人でもあれば、疲れて家でゆっくりしたい日や、付き合いで急な飲み会、結婚してお子さんがいらっしゃる家庭であれば、お子さんのお世話や、家族サービスも必要でしょう。その中、2時間の学習時間を確保するのは難しい方もいると思います。

多忙の中時間をやり繰りして、学習時間を確保したのにも関わらず、単位を落としてしまったら、かなりモチベーションが低下します。

社会人で、通信制大学の入学を検討されている方は、学習時間を確保できるかを十分確認ください。それでも、入学して勉強したいと考えているのであれば、端から絶対に4年間で卒業すると決めず、8年間のうちで卒業できたらいいなぁというふんわりとした目標で入学することをおススメします。

オンライン型通信制大学の場合、ネット環境が必須 PC所有はかなり推奨

オンライン授業の場合は、ネットワーク環境がなければ、講義を視聴することができません。

大学受講に当たり、必要設定も自分で行う必要があります。
個人的な感想は、難しい設定ではありませんが、PCに触り慣れていない方であれば、難しく感じるのではないでしょうか。

また、授業内容によっては、PCがなければ、課題の作成が必要になります。スマートフォンでは、絶対にできないというわけではありませんが、PCの方が、絶対に優位です。

まとめ

私は、高校卒業してすぐに会社に就職をしました。社会に出て、4年目頃に読書にはまり、もっと勉強したいという意力が湧き通信制大学へ入学しました。

社会に出ても、いつからでも学ぶ機会を与えてくれるのが、通信制大学の一番の魅力のように感じています。
せっかく、勉強したいと思い大学へ入学したからこそには卒業をしたいものです。

そのためにも、入学前にメリットとデメリットを理解し、途中で挫折しないよう入学前に、よく検討することをおススメします。

最後にメリットとデメリットをまとめると

通信制大学へ通うことのメリット
・学費が安い。
・誰でも入学できる。
・自分のペースで学習できる。 通信制大学のデメリット
・モチベーションの持続が難しい
・講義に疑問がでてもすぐに質問ができない。
・仕事と家庭との両立が難しい

卒業までに一番の敵はモチベーションの維持です。
絶対に私はモチベーションを保つことができると思っていても、授業が遅れたり、苦労して授業を受けても単位を落としたりすることモチベーションが下がってしまものです。

モチベーション維持をするコツも今後、上げていきます。
ご精読、ありがとううございました。

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