「台北市内って、どうやって移動するのが一番効率的なんだろう?」
「海外のバスや電車って、乗り方が難しそう…」
初めての台北旅行を計画しているあなたが、今まさに抱えている不安かもしれません。
でも、心配は一切不要です!台北市内の交通は驚くほどシンプルで、この記事で紹介する4つの移動手段をマスターすれば、まるで地元っ子のように、自由自在に街を冒険できます。
この記事では、各交通機関の乗り方から、それらを組み合わせた具体的な1日モデルコースまで、あなたの台北観光が10倍楽しくなる情報だけを厳選してお届けします。
旅の前に:これだけは準備しておこう!
台北の交通を使いこなす上で、絶対に欠かせないのが「Googleマップ」です。そして、そのGoogleマップをいつでもどこでも見るためには、インターネット環境が必須。
空港でWi-Fiをレンタルするのも良いですが、SIMカードの差し替えが不要で、契約をした瞬間からネットが使えるeSIMが断然スマートでおすすめです。
ただし、eSIMを利用する場合は、eSIMに対応するスマートフォンが必要です。古い機種の場合は、eSIMに対応していない場合があるので事前に確認することが必要です。
台北市内の移動はこの4つを使いこなせ!
さあ、準備ができたら、いよいよ台北の街へ繰り出しましょう。この4つの乗り物さえ覚えておけば、もう怖いものなしです。
① MRT (地下鉄):安くて速い、観光の最強の味方
台北観光の軸となるのが、このMRTです。日本の地下鉄とほぼ同じ感覚で利用でき、駅も車内も信じられないほど清潔。台湾の鉄道は時間に正確で、主要な観光地はほとんどMRTでアクセスできます。
- 乗り方: 改札で悠遊カードか、タッチ決済対応のクレジットカードを「ピッ」。降りる駅でもう一度「ピッ」とするだけ。
- ポイント: 観光でよく使うのは、台北101に行く「レッドライン(淡水信義線)」と、若者の街、西門に行く「ブルーライン(板南線)」の2つ。この2路線を覚えておくだけで、行動範囲がぐっと広がります。

② 市バス:MRTを補完する、街の毛細血管
MRTだけでは行けない、少しローカルな場所へアクセスしたい時に活躍するのが市バスです。少し難易度が上がりますが、Googleマップがあれば大丈夫。
- 乗り方: 乗る時と、降りる時の合計2回、カードリーダーにタッチするのが台北のルール。これを忘れると次回乗車時にロックがかかってしまうので注意しましょう。
- ポイント: バス停にある電光掲示板で「あと何分で到着するか(進站中=まもなく到着)」がリアルタイムで分かるので、非常に便利です。

③ YouBike (レンタサイクル):街の風を感じる最高のアクティビティ
天気が良い日に、ぜひ体験してほしいのが公共レンタサイクル「YouBike」。自転車専用レーンも多く、安全にサイクリングを楽しめます。
- 借り方: 旅行者は、ステーションにある端末(Kiosk)でクレジットカードを登録すればOK。30分約25円という驚きの安さで利用できます。
- ポイント: 最新の「YouBike 2.0」は黄色い車体が目印。ステーションの数も非常に多く、街の散策にぴったりです。

④ タクシー / Uber:いざという時のワープ装置
歩き疲れた時、荷物が増えた時、終電を逃した時…。そんな時に頼りになるのがタクシーです。
- 特徴: 日本に比べて格安で、初乗りは70元(約350円)ほど。
- ポイント: 運転手さんは日本語や英語が通じないことがほとんど。目的地の名前や住所を漢字で書いたメモや、スマホの地図を見せるのが確実です。言葉のやり取りが不安なら、アプリで行き先指定から決済まで完結する「Uber」を呼ぶのが、間違いなく快適でおすすめです。
【実践編】台北満喫!1日モデルコース(男性旅プラン)
さあ、覚えたての交通手段を駆使して、台北を120%楽しむモデルコースへ出発です!
- 10:00 | MRTで「中正紀念堂」へ レッドラインに乗り、巨大な純白の建築物を見学。衛兵交代式は圧巻です。

- 12:00 | YouBikeで「東門」へサイクリング 中正紀念堂からYouBikeに乗り、グルメ天国「永康街(ヨンカンジェ)」がある東門駅周辺へ。小籠包の有名店でランチタイム。
- 14:00 | バスで「西門」へ 少しマニアックにバスに挑戦。若者の流行発信地・西門でショッピングや散策を楽しみましょう。
- 16:00 | MRTでリフレッシュ体験 移動の疲れを癒しに、してみませんか?座ったままシャンプーと頭皮マッサージをしてくれる、台湾ならではの極楽体験です。

- 18:00 | MRTで「象山」へ レッドラインの終点・象山へ。少しだけハイキングをすると、台北101と市内の夜景が一望できる絶景スポットに到着します。
- 20:00 | タクシーで「饒河街夜市」へ 夜景を満喫した後は、タクシーでひとっ飛び。活気あふれる夜市で、B級グルメの食べ歩きを楽しみましょう。
- 22:00 | Uberでホテルへ お腹も心も満たされたら、Uberを呼んで楽々ホテルへ帰宅。
まとめ:交通を制する者は、台湾を制す!
いかがでしたか?台北の交通は、ポイントさえ押さえれば、初めてでも簡単に使いこなすことができます。
MRTを基本に、バスやYouBike、タクシーを組み合わせることで、あなたの旅はより深く、より自由になるはずです。
この記事が、あなたの最高の台湾旅行のきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。ぜひ、自分だけのオリジナルコースを開拓してみてくださいね!