都心から電車で約1時間半。そこに、僕が何度も足を運んでしまう大好きな場所「秩父」があります。
僕と秩父の出会いは、アニメ『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。(通称:あの花)』の聖地巡礼でした。しかし、一度訪れただけですっかりその魅力に憑りつかれ、今では趣味のサイクリングを楽しむために、月に一度は訪れるほどのヘビーリピーターです。
この記事では、そんな僕が「秩父旅行の魅力」を、実際の体験に基づいて語り尽くします!聖地巡礼はもちろん、絶景のパワースポット、サイクリングで巡る絶品グルメ、そして最高の癒やしを与えてくれる宿まで、僕が本当に「行ってよかった!」と感じた場所だけを厳選してご紹介します。
都心からのアクセスも楽々!僕が秩父に通う理由

僕が秩父にこれだけ頻繁に通える大きな理由の一つが、アクセスの良さです。
都心の西武池袋駅から特急「ラビュー」に乗れば、乗り換えなしで約1時間半で終点の西武秩父駅に到着します。週末の朝に思い立って出かけることもできますし、仕事終わりにふらっと乗って、秩父で夜を迎えるなんていう贅沢な時間の使い方もできるんです。
特に飯能駅を過ぎてから、電車がだんだんと山の中に入っていく車窓の風景は最高ですよ。窓の外に広がる緑を眺めていると、「これから秩父に行くんだ!」という気持ちが高まってきて、いつもワクワクしてしまいます。
僕が秩父旅行をおすすめする理由
- 『あの花』の世界に浸れる: すべての始まりはここからでした。アニメで見た景色が目の前に広がる感動は、今でも忘れられません。
- 自然との一体感が最高: 四方を山に囲まれた景色は圧巻。特に自転車で走り抜けるときの爽快感は格別です。
- 絶品グルメの宝庫: 走った後にお腹いっぱい食べる「秩父グルメ」が、僕の旅の最大の楽しみの一つです。
すべての始まり。僕の「秩父 聖地巡礼」体験

僕の秩父旅は、アニメ『あの花』の聖地巡礼から始まりました。特に印象的だったのが、キービジュアルにもなっている「旧秩父橋」です。
実際に橋の上に立った時、「ああ、本当にここに来たんだ」と胸が熱くなったのを覚えています。橋の上からの景色はもちろんですが、川岸に下りて見上げるアーチの美しさは格別で、アニメの世界観そのものでした。

西武秩父駅からは少し距離があるので、初めて訪れた時に利用したレンタサイクルが大当たり。これがきっかけで、僕は秩父でのサイクリングにハマることになります。聖地巡礼を考えている方は、絶対に自転車がおすすめですよ!
【体験談】秩父のパワースポットと絶景に心奪われる
聖地巡礼をきっかけに秩父のファンになった僕が、今でも感動を求めて訪れるスポットをご紹介します。
1. 三峯神社(関東屈指のパワースポット)

「ここの空気は違う」――。西武秩父駅からバスに揺られて約75分、標高1,100mにある「三峯神社」に到着して僕が最初に感じたことです。
関東屈指のパワースポットとして有名ですが、その言葉に偽りなし。神聖で澄み切った空気に包まれると、心がすーっと浄化されていくような感覚になります。特に毎月1日にだけ頒布される白い「氣守」は有名で、いつか手に入れてみたいと思っています。少しアクセスは大変ですが、それだけの価値がある特別な場所です。
2. 羊山公園(春に広がる芝桜の絨毯)
春の秩父で外せないのが、「羊山公園」の芝桜です。ゴールデンウィークの時期に訪れたことがあるのですが、目の前に広がるピンク色の絨毯は、まさに絶景の一言。
「すごい」とは聞いていましたが、想像を遥かに超える美しさで、ただただ圧倒されました。シーズン中は多くの人で賑わいますが、一度は見ておくべき秩父の春の風物詩です。
サイクリングで巡る!僕の「秩父グルメ」ベスト3
サイクリングで心地よく汗をかいた後に食べる秩父グルメは、僕にとって最高のご褒美です。
1. 秩父ホルモン焼き

≪画像引用:食楽web≫
「秩父といえばホルモン!」という人も多い、定番のスタミナグルメ。サイクリングで疲れた体に、この香ばしい香りとジューシーな味わいが染み渡ります。市内にたくさんお店があるので、お気に入りを見つけるのも楽しみの一つです。
2. みそポテト

「秩父といえばホルモン!」という人も多い、定番のスタミナグルメ。サイクリングで疲れた体に、この香ばしい香りとジューシーな味わいが染み渡ります。市内にたくさんお店があるので、お気に入りを見つけるのも楽しみの一つです。
3. 天然氷のかき氷(長瀞)

夏のサイクリングのゴールは、いつもこれ!長瀞エリアで食べられる「天然氷のかき氷」です。
冬の寒さでじっくり作られた天然氷は、驚くほどふわっふわ。口に入れた瞬間に綿菓子のように溶けてなくなり、頭がキーンとしないのが特徴です。汗だくになった体に、この優しい甘さと冷たさが染み渡る瞬間は、まさに至福のひとときです。
サイクリングの疲れを癒す!僕が選ぶ「秩父の宿」
サイクリングで一日中走り回った後は、やっぱり良い宿でゆっくり疲れを癒したいですよね。僕が秩父で泊まる際に重視するのは「温泉」と「食事」。ここでは、僕が特におすすめしたい宿をご紹介します。
僕の一押し!「薬草の湯 丸山鉱泉旅館」

僕が秩父で一番好きな宿を聞かれたら、迷わず「丸山鉱泉旅館」と答えます。ネットで「丸山鉱泉旅館 ブログ」と検索してたどり着いたのですが、まさに運命の出会いでした。
ここの魅力は、なんといっても秘伝の「薬草の湯」。サイクリングで酷使した脚を湯に沈めると、薬草の独特の香りと共に、筋肉がじんわりとほぐれていくんです。この瞬間がたまらなく好きで、ここに来るために走っていると言っても過言ではありません。
食事も派手さはないですが、秩父の山の幸をふんだんに使った手作り料理が、疲れた体に優しく染み渡ります。まるで田舎のおばあちゃんの家に来たような温かさがあって、心からリラックスできるんです。
その他のおすすめ宿
- 旅館 比与志: 一人で静かに過ごしたい時や、落ち着いた雰囲気を楽しみたい時に選びたいのがここ。和モダンでおしゃれな雰囲気は、大人の休日にぴったりです。
- ホテル美やま: 記念日など、ちょっと特別な旅行の時にはここがおすすめ。川沿いの露天風呂付き客室からの眺めは最高で、贅沢な気分に浸れます。
おわりに
僕にとって秩父は、アニメの聖地という入り口から、今では心と体をリフレッシュさせてくれる大切な場所になりました。
都心からすぐ行けるのに、そこには都会の喧騒とは無縁の、穏やかで美しい時間が流れています。
この記事を読んで、「ちょっと秩父に行ってみようかな」と思っていただけたら、これ以上に嬉しいことはありません。きっとあなたも、僕のように秩父の魅力にハマってしまうはずです。