こんにちは、森かもめです。
今回はキーボード界のハイエンドデバイスである、HHKB Type-Sを紹介します。
この記事を読んでもらいたい方は、
タイピング作業が疲れにくいキーボードを見つけたい
コンパクトなデザインのキーボードを見つけることで、デスク周りをすっきりさせたい。
コンパクトかつ合理的で外に持ち歩きやすいく使用場所を選ぶことがないキーボードを見つけたい。
無接点静電容量式キーボードを買う後押ししてほしい。
私は、俗に言われるキーボード沼にはまっている中で、HHKB Type-Sを見つけました。
最初は、高級なキーボードであることから、買うことを躊躇していたが、約半年間調べまくって、やはりどうしても欲しいとなり、1カ月前に購入しました。
使用開始から1か月経過しての感じたことの紹介となります。
私が購入した決め手は、打鍵感がよく長時間触りたくなる(キーボートを触るため仕事を行うモチベーションを作る)キーボードを探す過程で無接点静電容量式キーボードを見つけ、検討した結果、HHKB Type-Sを選択し購入しました。
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HHKBとは?
PFUから製造されているHHKB(Happy Hacking Key Board)は以下のコンセプトのもと開発された。
上記にある通り、キーボードは生涯使えるインターナショナルになりうるキーボードとしてHHKBとが開発された。
そのため、以下の点おいて、生涯使えるキーボードとなりえます。
・押下圧45g。長時間の使用でも疲れにくい、軽いタッチの理想的な操作性。
・合理的なキー配列により、省スペースかつ腕を動かすことなくすべてのキーに届く。
・チャタリングがなく3000万回以上のキー寿命を実現する抜群の耐久性。
・内臓バッテリー方ではなく、電池式を採用している。
・キートップ刻印は鮮やかで耐久性が高い昇華印刷方式を採用。
押下圧45g。長時間の使用でも疲れにくい、軽いタッチの理想的な操作性
押込圧45gは、具体的にいうと、触ったり、撫でた程度では、反応しないが、明確にキーを押すと意識すると、軽く押すことができる圧力
長時間の作業であれば、一度に何千回もキーを押すことになるので、キーが軽いことが文字の打ち込み作業が長期的に楽にさせてくれている。
合理的なキー配列と腕を動かすことなくすべてのキーに届く。
小型キーボードの多くは、キーサイズを小さくすることで、省スペースを実現していますが、キーピッチは19.05mmのままキー数を必要最小限の60個におさえて小型化されています。なので、キーのサイズが小さくないので、タイピングミスが起こりにくいです。
ほぼA4半分のサイズ(幅294mmx奥行110mm)で机の場所もとらずカバンに入れても邪魔になりません。
すべてのキーが指を伸ばせば、届くところに配置されています。
一般的にキーボードと異なるキー配置をしています。
一例ですが、一般的キー配置であれば、CapsLockキーがあるところにControlキーが配置されている。
位置の移動とはややこしと思うかもしれないが、CapsLockキーをどこまで、使用するでしょうか?
CapsLockキーの用途しては、Shiftキーとの組み合わせで、Shiftキーを押さなくとも英字大文字をさせるロックを掛けることぐらいと思います。
一方、Controlキーは色々なショートカットキーに割り振られていたり、Controlキーを押しながら、アイコンや文字列、セル等を選択ドラックさせることで、コピーを生成するなど、用途がたくさんあります。
Controlキーのようによく使うキーを打ちやすく。CapsLockキーや全角半角キーなどは打ちにくい位置若しくは組合せキーに配置することで、タイピングのストレスを軽減することができています。
チャタリングがなく3000万回以上のキー寿命を実現する抜群の耐久性。
チャタリングとは、1回しか押していないのに勝手に2回入力される現象のこと。
チャタリングは高級なゲーミングキーボード(メカニカル)でも起こりうることがあります。これは、物理キーの接触による障害であるので、無接点であるHHKBはチャタリングとは無縁です。
3000万回以上のキー寿命とはどれぐらい持つのか?
例えば、
最もよく使われるエンターキーを一時間に100回押すとして、
一日の作業を8時間とします。
37,500日間で3000万回エンターキーと押すこととなります。
年に直すと、102年間は愛用し続けることができることとなります。
内臓バッテリー方ではなく、電池式を採用している
今どきのハイエンドキーボードの多くは、リチウム電池バッテリーが使用されています。しかし、HHKBはその中で、電池式にこだわって採用しています。
なぜ、電池式なのか。製作コストの削減では?と思われるかもしれないが、もっと深い理由があります。
前に述べた、生涯使えるインターフェイスというコンセプトのもと、開発されたキーボードです。そこで、リチウム電池バッテリーを採用すると充電回数に限りが出てしまい、
バッテリー寿命=キーボードの寿命となってします。
HHKBが電池式を採用しているのは、電池を交換さえすれば、ずっと使い続けることができるためです。
そこまで、生涯使えるキーボートにこだわり作らています。
キートップ刻印は鮮やかで耐久性が高い昇華印刷方式を採用。
昇華印刷とはなにか?
熱をかけてインクを製品に浸透させる印刷方法です。
イメージとしては、
一般的な印刷は、製品表面にインクを乗せるようようなもので、
なので、こすれ摩耗すると、インクが剥がれてしまいます。
一方で昇華印刷は、製品にインクを溶かし込ませています。
なので、摩耗に強く、刻印が消えることがありません。
デメリットしては、HHKBの昇華印刷は黒字のみなので、炭色のキーボードを選ぶと、文刻印が見えにくく、ブラインドタッチタイピングでない方にはあまりお勧めできません。一方、シンプルなデザインが好きな方には、むしろスタイリッシュなデザインになるので、お勧めです。
ライバルになりうるキーボードと比較
下記のリンクより詳しい比較が記載されていますので、ご参照ください。
https://dublog.info/gadgets/keyboard-selection/
私が最後まで、比較検討していたのは、東プレRealforce(リアルフォース)でした。
東プレRealforceは有線接続であるところが妥協できるかが重要だと感じます。
私は、iPadへの接続も想定していたので、無線接続は必須の条件でした。
東プレRealforceは配置も一般的なキーボードと同様で、Fキーやテンキーも存在します。
有線接続でもよく、使用感を変えたくないという方には、東プレRealforceをおススメします。
最後に
HHKBは高く、変なキー配置し、使用するには電池が必要です。
また、クリック感はメカニカルキーボードの方が上手です。しかも、家庭量販店では、取り扱いが少なくなかなか試打もできません。
私自身も、常にHHKBを使用しているわけではありません。
たまには、メカニカルキーボードのクリック感が恋しくなってしまう時もあります。
それでも、私は、一生使えるデバイス、独特な打ちごたえである点で、一生使え独特な書き心地である高級な万年筆と同じ側面を持っていると感じています。
そんなデバイスだからこそ、長い時間をかけ調べ、思い切って購入しました。
HHKBには、HHKBにしかない出せない魅力が備わっています。
常に横に置ておき、触りたくなるキーボードがHHKBだと感じています。
最後に私が今回参考にした動画と、心地のいいHHKBに打鍵感を体感できる動画を紹介します。
是非、そんな、HHKBの体感し、デスク横に備え頂きたいと思います。
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