献血に行ったことはあるでしょうか?
献血のイメージ・・・・
献血ルームに入りにくい
血液を抜かれるのが怖い
など、いろいろなイメージがあると思います。
私は、過去9回に、献血に協力させていただいています。
献血には、社会貢献、人の命を救う意義の他に、協力するメリットを数多く感じています。
そんな献血を深掘りしていきたいと思います。

献血とは、その社会意義について
献血は血液を提供する取り組みのことを言います。
大量の出血や、手術で血液を多くの血液を失う可能性ある場合などに、献血で集めた血液を輸血します。
献血で集められた血液には、保管期間が定められています。
そのため、献血で集めた血液は、いつまでも保管できる訳ではないので、いつも血液が不足しているので、いつも駅などで献血協力の呼びかけが行われている訳です。
献血に協力するメリット
献血には、基本ボランティア精神の元、行われるものではありますが、
協力する側にも、すくなからずの恩恵を受けることができます。
それについて、ご紹介したいと思います。
社会に貢献できる
献血の一番の恩恵は間違えなくこれです。
血液を必要とされる方に、血を分けてあげられることが、社会に対する貢献につながっています。私の血液で人ひとりの命を救うことができたと思えば、これに変わる喜びはないと思います。
やるとことで社会貢献できるんだという充実感のみでやることが本来の献血協力の意義だと思います。
健康管理に役立
献血に協力すると、以下の7項目の生化学検査成績と7項目の血球計数検査成績について日本赤十字社から、知らされられます。
検査項目 | 基準値(単位) | 説明 |
---|---|---|
ALT(GPT) | 8~49(IU/L) (※1) | 肝臓に最も多く含まれる酵素です。肝細胞が破壊されると血液中に流れ出すので、急性肝炎で最も多く上昇し、慢性肝炎や脂肪肝(肥満)などでも上昇します。激しい運動の後に一過性の上昇がみられることがあります。 |
γ-GTP | 9~68 (IU/L) | 肝、胆道、膵、腎などに多く含まれる酵素です。上昇する疾患は閉塞性黄疸、肝炎、アルコール性肝障害などです。病気がなくても長期飲酒者では上昇することが多く、1カ月くらい禁酒するとある程度正常化します。 |
TP 総蛋白 | 6.6~8.2 (g/dL) | 血清中には80種類以上の蛋白が含まれ、種々の機能を持ち、生命維持に大きな役割を果たします。その総量を総蛋白として測定しています。 |
ALB アルブミン | 4.0~5.1 (g/dL) | 血清蛋白の50%以上を占めるアルブミンは、病気などで栄養が悪くなると減少するため、健康診断のスクリーニングとして大きな意味があります。 |
A/G アルブミン対 グロブリン比 | 1.3~2.1 | 血清蛋白はアルブミン(A)とグロブリン(G)に分けられ、その比率は健康な人では一定の範囲にありますが、病気によってはその比率が変化(主として減少)してきます。 |
CHOL コレステロール | 140~259 (mg/dL) | 血清脂質の一つで、一般に脂肪の多い食事を続けていると上昇します。また肝臓などで作られ、肝、胆道、腎、甲状腺の病気でその値が上下することがあります。血清コレステロールが多くなると動脈硬化を起こしやすいとされています。 |
GA グリコアルブミン | 16.5%未満 | 糖尿病の検査の一つです。過去2週間の血糖値が低い状態が続いていると低下し、高い状態が続いていると上昇します。糖尿病では標準値より上昇します。標準値範囲内でも、15.6%以上の場合は注意が必要です。 |
(※1)IU:国際単位 引用:日本赤十字社;検査サービス
また、B型・C型・E型肝炎検査、梅毒検査、HTLV−1抵体検査の結果通知を希望された場合は、異常が認められた場合、献血の1ヶ月以内に親展にて知らせてます。
ただ、エイズ感染疑いのある人、性病検査目的で献血を希望する人(6ヶ月以内の不特定の異性、新たな異性と性交行為がある人)は献血に協力することができないでのでご注意ください。

限定オリジナルグッズをもらえる
献血に協力することで、御礼品として、お菓子や、ドリンクをもらうことがができます。
それに合わせて、期間限定で、タレントやアイドル、アニメキャラクターなどの、オリジナルグッズを期間限定でもらうことができます。
これを目当てにして、献血協力をする人も少なくはないのではないでしょうか?
落ち着いた空間で時間を過ごすことができる
献血ルームは病院とは異なるイメージで居心地のいい空間です。
引用:日本赤十字:ハチ公前献血ルーム
明るい照明で、場所によってはおしゃれな備品や、近未来的な空間であったり、献血ルームごとのコンセプトで内装されています。
その空間で、献血を待つ間や献血後の休憩などの時間を過ごすことができます。
献血後は常識的な範囲の時間を献血ルームでゆっくりくつろぐことができます。なので、ぽっくり予定は空いてしまったなら、献血ルームでくつろぐ目的で献血に協力するのも、オススメです。
・献血の混雑状況によって、待ち時間も前後するので、時間に余裕がない隙間時間で献血を行うのであれば、予約がオススメです。(入室から退室まで所用時間:1時間30分前後)
・献血ルームが混雑している時は、献血後の休憩は30分を目安とすることで、混雑緩和に協力が必要です。
献血の際の注意事項

献血は、血液を自分の体外へ出し、別の人の体内へ入れる行為ですので、安全性を考慮しいくつかのルールがあります。
自分の為にも、血液を受け取る相手の為にも献血前の確認で虚偽なく回答してください。
献血協力出来ない項目
以下の項目に該当する場合は献血の協力ができません。
現在の状況・目的 |
|
---|---|
過去3日間のできごと |
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過去6ヵ月のできごと |
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渡航の経験 |
|
病気や治療等の経験 |
|
献血に協力出来ない項目に該当してしまった時は、怒ったり、イライラせず、自分のためにも自分の血液を受けってくれた人のためにも必要なことだと納得して、また、次回協力できるタイミングで協力してください。
献血後の注意事項
献血後の注意事項も以下の通りあります。
- トイレ:採血直後の排尿は座位で行ってください
- エレベーター、階段:使用する際は特に注意してください
- 入浴:2時間以内の入浴と当日のサウナは避けてください
- 飲酒、喫煙:献血直後は避けてください
- スポーツ:水泳、マラソンなど激しいスポーツは避けてください
- 重労働:採血側の腕には強い力がかからないようにお願いします
献血の際は、十分確認して、献血後の予定等を確認して、可能な限りで献血にご協力ください。

美容や健康のためのデトックス効果には信憑性が低い
『デトックス効果、瀉血と同じ効果が期待できる!』と謳った記事、ブログが多くありますが、献血で同様の効果はあるかどうかはわかりません。
日本赤十字社で以下の内容が掲載されてありました。
献血をたくさんすると血液がきれいになっていいと聞いたのですが。
医療行為である「瀉血」の効果という意味かと思いますが、瀉血は他の治療法と併用して効果を生む治療法であるので、献血で同様の効果があるかどうかはわかりません。そのような治療を必要としている状態の方から献血をいただくことはできかねます。なお、健康な方も頻回に採血をされることによって、一部の循環器疾患などの発生率が低くなるとの報告が時に出ますが、まだ確定はしていません。
引用:日本赤十字社:Q&A
私自身も、デトックス効果があるものと思っていましたが、今回調べてみて信憑性が低いということに驚きがありました。
おわりに
私の座右の銘に以下の言葉があります。
『しない善よりやる偽善』
これは、掲示板サイトから生まれた言葉ですが、私の中で、人助けをしたいと思う原動力になっている言葉です。
人に助けるのに、それがたとえ偽善や自己満足であってもやったほうがいいではありませんか!?
このブログ記事もそんな偽善の気持ちで作成しております。
では、、、
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